子供の成長と舌の癒着
2025年09月29日 14:31
こんにちは。昨夜は雷がすごくてまるで龍神様が大暴れしているような、そんな夜でしたね。
さて、今日は成長期の子供の舌はがしについてお話しします。
先日、小学校5年生の男の子の施術を行いました。
簡単に状態の説明をします。連れてこられたお父様にも傾聴しています。
・歯列矯正を2年前より行っている。
・上顎、下顎ともに狭い。
・舌の下顎への癒着が全体的に認められる。
・口が常にぽかんと開いている。付随して睡眠時も口呼吸。
・食事時に静止して座位保持が出来ない。
・痛み時の閾値(痛みの我慢度)が小学5年生にしては低い。
・伸長が全国平均よりも10センチほど低い。
(身体状態と精神面の状態がバラバラの記載となっています。)
上顎の大きさと精神年齢は比例する。
これは私の師匠の教えですが、患者様を診るとその通りだと感じました。
施術中にベッド上でじっと仰臥位を取ることが出来ず手や足を動かす動作をみると小学1~2生の精神年齢だと感じました。また、上記の日常生活での行動を見てもそのようだと実感しました。
身長に関しても舌の癒着により内臓の捻じれ、下垂により脊椎や筋骨格系の発育が制御されているのだと思います。
発生学では人類が誕生した際、腸が最初にでき開口部が口になります。さらに分裂して成長すると肛門から管が伸び、その先端が舌になります。腸の後ろ側(背側)に脊髄の原型が出来ます。その脊髄の原型の先端が膨らんで脳になります。この脳を支えるのが舌です。舌は肛門から伸びた管の先端であり、脳を支える「つっかえ棒」となります。
人間は肛門から舌を結ぶ1本の管なのです。この管の先端にある舌がふらふらしていると、脳をしっかり支えることが出来ない、肛門から舌を結ぶ管がピシッとしていないと管の周囲にでき上る内臓もグラグラと捻じれます。
骨や筋肉や血管や神経などの他の組織も捻じれてきます。
(舌はがしから始める平井メソッド健康革命より抜粋)
舌の癒着による体の発達、精神の発達が顕著に出られていた患者様です。
自宅でのご両親による舌はがしのケアと併せて、患者様自身でも口を閉じる・鼻呼吸を心がけるといったセルフケアを指導させていただきました。
今後、経過観察し報告させていただきます。
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